REPORTレポート
ファイナリスト4チームに、第1回目の個別のブラッシュアップセッションを行いました!
個別に話を聞いて初めて分かったことは、4チーム中、2チームはすでに他のプロジェクトでプロジェクトを進めていたということです!
なので、課題についても大小様々、進捗についても様々でありながら、高校生に「アントレプレナーシップを示す」授業をお届けする形を探っていきました。
<ブラッシュアップセッション後、すぐ行動したチームも!>
●ブラッシュアップセッションの2日後に、洋服のコーディネイトアプリを考えている山形大学のチームから、「実際に、アパレル店舗2店舗でヒアリングをしてきました!」と連絡があり、すごいスピードある行動に、ワクワクしました。このチームは、ビジネスモデルが、一般ユーザ向けのBtoCではなく、アパレル企業向けのアプリ(BtoB)として成り立つかどうか、検証しています!
●また、一人で進めている東北大の池田さんは、「今、福島の浪江町にいるんですけど、モビリティのスタートアップがあることがわかりました」と連絡をくれました。そして、その後、チームメンバー一人、ジョインしてくれることが決まったそうです!
大学生の夏休みに着火すると、すごいスピードで色々動き出しますね!
●岩手大、早稲田大、東北学院大の混合チームは、1分動画では全く伝わってなかったのですが(笑)、「アイデアをカタチにする」という意味では、一番、進んでいたかもしれません。「本音サカバ」という学生と企業の方が対話するイベントに複数の企業に参加いただき、岩手県盛岡市で5、6回開催されていました。高校生に届けるにあたって、あたらしい「本音カード」を作ることになりました。
●優勝チームの新潟大学は、佐渡のお米の認証制度である「朱鷺と暮らす郷」を取得するための生物多様性を検知するアプリを現在、企画しています!が、これだけでビジネスにするというのは難しいという判断をし、佐渡の未来の農業をどのように切り開いていくべきか?スマート農業全体への提案をしようという方向性になりました。授業でこの課題に5年も佐渡市と一緒に取り組み続けてきただけあり、リーダーの瀬戸くんが考えている深さや熱量を感じましたし、「こういう形で高校生に伝えたい」という意識がどんどん伝わってきたので、私は大賛同し、背中を押す役割に徹しています。
というわけで引き続き、次回のブラッシュアップセッション2回目を楽しみにしています!
スクショをちゃんと撮った2チーム(新潟大チーム、岩手大&早稲田大&東北学院チーム)