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2023/11/22
【レポート】東北大学 池田さん「シニアのモビリティ」をテーマに高校へ出張授業

札幌啓成高等学校へ、11/16に2コマ分の授業を担当。

今年の夏休みのエントリーから、ファイナリスト4に選ばれた東北大学1年生の池田さん。2ヶ月間の

ブラッシュアップ期間やリサーチ期間を経て、札幌啓成高校へ「シニアの移動手段”モビリティ”」をテーマとし、「自分が考えた事業アイデアについて、自分の足で行動し、自分の目で見たり聞いたり行動しながら仮説を検証する」大切さ、を伝えていきました。

池田さんは実は、自分のおじいちゃん(新潟県在住・沖縄県在中)の移動手段が親戚の中で課題になっていて、家族を含めてシニアカー(3輪や4輪のバイクみたいな乗り物)を提案していました。

しかし、シニアカーはまだまだ普及していない現実。そして、池田さんのおじいちゃんも拒否。
そこで、立てた仮説は、

しかし、インタビューをしても、その仮説は実証されませんでした。

そこで、仮説を変更し立てたのが

「免許返納したシニアは、もう速度が速かろうと遅かろうと、自分が運転する乗り物には乗りたがらない」

そうなんです、岸田内閣をはじめ、乗合タクシーなどを推進しているのはそのためだったんですね!

池田さんは、夏休みにいち早く復興した町として有名になった福島県浪江町に取り組みを見に行ったそうです!

まさに、自分で現地に行き見聞きして「一次情報」を集めて、行動を持って、高校生にアントレプレナーシップを示せたのではないでしょうか。

質問やクイズも交えながら、和気藹々とみんなを巻き込みながらうまく進める池田さん….!!!
ついこの間まで高校生だったとは思えませんでした。

北海道大学椎名先生、札幌啓成高校の先生方、生徒さんありがとうございました!
東北大学 池田さん、2ヶ月間、伴走できてとても有意義でした。お疲れ様でした!!!

気になる高齢者の移動問題の行方、みなさんはどのように考えていますか?
高校生も今回の授業で、自分のおじいちゃん・おばあちゃんが免許返納したかどうか、ちゃんと把握していました。

毎日のように起きる高齢者ドライバーの交通事故。このままではどんどん増えるでしょう。
現在、日本の法律では「Uberのように一般のドライバーが自家用車を使って有料で人を運ぶ”ライドシェア”」ができません。

ここに対して、行政が専用の「乗合バス・タクシー」を増やそうとしていますが、タクシー運転手さんも不足している今、この問題が解けるのは、UberのようなStartupが日本にも出てきてくれるのでしょうか。